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2005.05.07

断熱材って?03

前回までは、断熱材の種類やその長所・短所について色々触れてきましたが、
では、その断熱材がどのように使われてきたのか、
また、使われているのか、かんがえてみます。

日本の家は古くから夏を涼しく過ごす事に重点を置いていた為、
断熱という概念はつい最近まで存在していませんでした。

断熱材が普及するのは、1970年代に省エネというお題目の中、アルミサッシと共に普及しました。

しかし、このことが発端となり日本の家は今までに無かった、様々な問題を抱える事になっていくのです。

相変わらず、夏は暑く冬は寒い家
室内空気汚染による人体への影響
壁の中で起こる結露
カビやダニの発生しやすい
まぁ、他にも書けば色々あるでしょうが・・・

では、その様な家とは・・・

まず、家の窓を全て閉めます。
そして、換気扇は全て止めます。
その上で台所から10m以内の外壁に面するコンセントプレートをはずします。
最後は、台所の換気扇を回します。

するとコンセント廻りから、かなりの勢いで空気が入ってくるのが分かると思います。

この空気が、計算・管理された上でこのようになっていれば問題ないでしょうが
そのような事はまず無いでしょう。

コンセントの廻りにグラスウール断熱材があれば、
その細かい繊維が、家の中に入ってこないとは断言できません。

1970年代以前と比べると、
断熱・気密性能は上がったでしょうが、それは微々たるものであり
本来目指すべき、断熱・気密性能とはかけ離れています。

ですから、断熱材が入っているだけ、厚みが大きいだけでは問題は解決しません。
断熱材は、その材料・種類毎に特性があるのですからそれを理解した上で、
材料を選び、工事をし、監理しないとダメです。

でなければ、今後も人に優しくない家が沢山建ち続けていくでしょう。

断熱工法を大きく分けると内断熱工法と外断熱工法に分類されます。

内断熱工法とは、壁の中に断熱材を充填することで熱を遮断します。
外断熱工法とは、壁の外側に断熱層を設けることで熱を遮断します。

では、どちらがお勧めなのか

次回にかんがえていきます。

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