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2005.01.23

工法って?4・・・枠組壁工法

木造住宅には大きく分けて3つに分類できます。
  ① 木造軸組工法
  ② ツーバイフォー工法
  ③ 木質プレハブ工法

今回はその中の『枠組壁工法』について書きたいと思います。

『枠組壁工法』は『ツーバイフォー』とも呼ばれています
19世紀初め開拓時代の北米で生まれたバルーンフレーム構造に由来する工法で
日本には明治時代に共に伝わり、その後様々な法整備など経過があり
現在の『枠組壁工法』が確立されます。

たとえば札幌の時計台も『枠組壁工法』です。

札幌農学校時計台

『枠組壁工法』の特徴は・・・

面構造のため地震に強い。

構造上の特徴として火災にも強い。

また、構造指針が確立されているので、
工務店や大工さんの熟練度に左右されにくいので品質確保されやすい。

それと、間取り(設計)の自由度が『木造軸組工法』と比較すると劣る。

価格については、『木造軸組工法』と『枠組壁工法』とを比較した時に
『木造軸組工法』に比べて『枠組壁工法』が平均工事費が5%増しというデータもあります。

まぁここまでは一般論です。 ここからは、私なりの解釈を・・・

枠組壁工法は、現在、先進国においてそのシェアを伸ばしています。
日本においても、木造住宅の中のシェアは13%で今後も伸びる事が予想され、
今後、普及が進むと思います。

設計の自由度はどんな建物であっても、
設計者の力量に左右される部分が多いものです。
構造的な理解があれば、工法ごとの差はあまりありません。
『木造軸組工法』と比較すると
『枠組壁工法』は通常施工の範囲で大スパンの建物も可能です。

『枠組壁工法』が建築中のイメージがどうも家らしくので好みが分かれるでしょう。

『枠組壁工法』は下から床、壁、床、壁、天井、小屋と下から施工していきます。
要は、屋根工事が終わるまでの期間が『木造軸組工法』と比較すると長いので
木材・合板・釘などへの影響が心配です。

最近は、この問題も含め現場工期の短縮のために、
パネル化(工場で構造部を造り現場では組立てる)が進んでいます。
しかし、工場では1本1本の木を選別しませんので(木の癖を見ない)問題が残っています。

結局、良い工務店、良い大工、良い設計事務所が揃わないと、
どんな工法であれ良い家は建たないでしょう。
また、施主様も勉強される事が重要だと思います。

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